歌集、歌学書 |
歌 |
柿本人麿集 私家集大成巻一- 4 人麿Ⅲ [冷泉家時雨亭叢書『素寂本私家集西山本私家集』] |
ワカマチシミハキサキヌイマタニモ ニホヒニイ(ユ)フナヲチカタ人ニ
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柿本人麿集上 秋部 七夕 万十 146 |
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赤人集 新編国歌大観第三巻-2 赤人集 [西本願寺蔵三十六人集] |
わがまちし秋はぎさきぬいまだにもにほひにゆかんならしかたみに
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あきのざふのうた 283 |
同 私家集大成巻第一- 5 赤人Ⅰ・あか人(西本願寺蔵「三十六人集」) |
わかまちし秋はきさきぬいまたにも にほひにゆかんならしかたみに
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あきのさふのうた 283 |
同 私家集大成巻第一- 6 赤人Ⅱ・赤人集(書陵部蔵「三十六人集」五一〇・一二) |
わかまちしあきはき咲ぬいまたにも にほひにゆかむならしかてらに」
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秋雑歌 162 |
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歌学書袖中抄(文治二、三年頃[1186,1187]作、顕昭[1130~1209])
新編国歌大観第五巻-299 袖中抄 [日本歌学大系別巻二] |
わがまちし白芽子(しら[あき]はぎ)さきぬいまだにもにほひにゆかなをちかたびとに
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袖中抄第二十 998 |
【歌学書袖中抄】
鎌倉初期の和歌注釈書。《顕秘抄》と題する3巻本もあるが、一般にはそれを増補したとみられる20巻本をさす。1186‐87年(文治2‐3)ころ顕昭によって著され仁和寺守覚法親王に奉られた
《万葉集》以降《堀河百首》にいたる時期の和歌から約300の難解な語句を選び、百数十に及ぶ和・漢・仏書を駆使して綿密に考証。顕昭の学風を最もよく伝え、
《奥儀(おうぎ)抄》《袋草紙》とならぶ六条家歌学の代表的著作 |