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万葉集という私的な歌集が、長きに渡り読み継がれてきたのは、何故だろう。
日本語という表記文字の未発達な時代にあって、当時のアジア圏...言ってみれば中国政治文化の影響の下、漢字を用いることでしか、治世はおろか、文化さえも芽生えることはなかった。
しかし、表記文字として漢字を使いつつも、日本語の語法、言葉としての変遷が、万葉集の中に見られる。僅かだが漢詩文も詠まれ、漢語表現も散見される中、後期には純粋な日本の言葉が万葉仮名を生み出している。
後の平安時代になって、それまでの唐風文化を一新させるように、その頃非公式に使われていた「ひらがな」による初の勅撰歌集「古今和歌集」が献上されるが、この歌集がその当時よりも200年ほども前の時代に存在している「万葉集」を意識して編纂されたことは興味深い。
混沌とした万葉の時代背景を、一つの憧れとして見据えていた。その具現されたものが「万葉集」だったのでは、と思える。
本サイトの歌番号は、「新編国歌大観」に基づく、あまり一般的ではないが、多くの校本での非掲載歌も、併せて歌番を附しているため、必然的に従来との歌数及び、歌番号にずれが生じている。参考テキストからの引用も、新編国歌大観歌番号に書き改めて載せる。 |
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は、出典『小学館・日本文学古典全集』 |
は、出典『大阪書籍・猪股靜彌著朝日カルチャ−ブックス-37「万葉百話」』 |
は、旺文社・全訳古語辞典第三版付録 |
は、出典『日本歌学大系・佐佐木信綱 風間書房』 |
は、『新編国歌大観』 |
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エッセイの部屋へリンク 幼き頃の子どもたち、山の想い出写真 |
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万葉集をよむ |
【古典への招待】万葉集の重み・万葉集の謎語性・仙覚の功績・万葉集の読み方 |
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ある日の万葉集[一日一首] |
その日の「万葉歌」解釈に必要な語義、類歌・類想歌・関連の歌などを掲載 |
[次の歌が掲載されるまで。その後は「書庫」へ] |
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掲題歌関連資料 |
[七夕伝説] |
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書庫Index及び書庫 |
「ある日の万葉集」の掲載日順に保管、書庫-4から月別書庫 |
[〜(2015年6月)書庫-23、2015年6月現在1047首] |
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掲載歌原本表記 |
掲載歌のその原本歌表記[基本は、西本願寺本が底本] |
[2015年5月現在1030首] |
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掲載日順Index |
掲載ページ索引 掲載日順本歌一覧 備忘録として活用 |
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歌番号順Index |
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そぞれの万葉集 |
それぞれが擁く万葉集への想い、若干の万葉文献史学的なことも含めて |
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悲話応答歌 |
流刑囚・中臣宅守、新妻・狭野弟上娘子と響き合う応答歌 巻第十五掲載の悲話応答歌63首を予定 |
[2014年7月現在10首] |
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引き裂かれた愛 |
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策略・時代を越えて追悼 |
大津皇子への悔恨の気持ちを万葉歌から読む 有間皇子辞世歌に大津謀叛への関わりを重ねる |
[2014年7月現在7首] |
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「懐風藻」の伝にみる |
万葉集と同時代の日本最古の漢詩集 そこに伝わる大津皇子についての編者の心情 |
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かたらぬ想い、かたれぬ想い |
高市皇子と十市皇女、壬申の乱を挟んだ人知れずの想い |
[武骨な高市皇子が十市皇女への挽歌を詠む 3首] |
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万葉の植物 |
万葉集で詠われている草花、歌数と代表歌 2014年7月現在、〜「万葉の植物U」 以下継続中 |
[2014年7月現在26首] |
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万葉の植物「写真集」 |
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万葉の山々 |
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私観大伴家持 処世の行方 |
家持略伝、年代別歌作、越中時代、私の家持像 [万葉歌で知られる〜759年までの家持 以降も予定している] |
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万葉歌作者プロフィ−ル |
万葉歌人ほぼ全員、題詞、左注のみも歌番号記 2013年3月382名(完) |
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万葉集各巻の歌数Index |
「国歌大観(旧国歌大観)」と「新編国歌大観(新国歌大観)」の具体的な相違歌 |
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万葉集各巻の構成・特徴 |
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万葉集の名義とその読み方 |
「万葉集にはいまだに明らかになっていないことが多い。その成立事情や編纂目的などについても、古来様々な論議が・・・」 |
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用字法と読み方 |
「上代の文献すべてがそうであるように、万葉集も漢字ばかりで書かれ ている。題詞・左注などの漢文表記の部分は勿論、歌も・・・」 |
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成立過程と編纂者の問題 |
「『万葉集』」という書名が付けられたのは、いつ誰によってか、不明である。これには当然、編纂成立のいきさつの問題が・・・」 |
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部立と歌数 |
「編纂者は万葉集の歌を分類配列するに当たって、 作品の成立年代の古新は第二の基準とし、それよりもなるべく内容を優先させる・・・」 |
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万葉時代の故人とは |
「―日本では、日本書紀、古事記には用例はない。書記・神代巻の天孫降臨の条に、「亡者」、「死人」とある。風 土記、懐風藻、・・・」 |
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本文批評のこと |
「現在数多くの写本が残されている が、 校本万葉集に記されたところによって、それらの本文や訓の実体を知ることが・・・」 |
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広瀬本万葉集の出現 |
【古典への招待】「最近(私注:1993年)発見された広瀬本万葉集は、今から二百十余年前の天明元年(1781)に写されたもので、・・・」 |
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晩年の大伴家持 |
【古典への招待】「しかも、その長官(卿)は、家持より三歳年長で、これまで彼に好意的であった藤原真楯(八束)である。だが、・・・」 |
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blog「一日一首」 |
blog「一日一首『萬葉外伝』」で採り上げた「万葉歌」のリスト |
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万葉集全20巻掲載 |
掲載歌については、歌番号から本歌解説へリンク 全4540首、訓み下し(完) |
「古語辞典」添付途中 |
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古語活用語表 |
動詞・形容詞・形容動詞・助動詞活用表及び助詞一覧表 |
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古語文法要語解説 |
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活用形の解説 |
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枕詞辞典 |
古語辞典(複数)で拾える「枕詞」の一覧と、かかる理由を簡単に記す 、詳説も追加していく予定 |
[2014年7月現在285語] |
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歌論集
掲載済は青字 |
平安時代から江戸末期までの八作品 |
[2013年9月13日掲載開始] |
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[俊頼髄脳・古来風躰抄・近代秀歌・詠歌大概・毎月抄・国歌八論・歌意考・新学異見] |
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日本歌学大系【解題】 |
現存最古の「歌経標式」からの歌学史 |
[2013年9月21日掲載開始] |
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2014年5月現在 [歌経標式・倭歌作式(喜撰式)・和歌式(孫姫式)・石見女式(石見女髄脳)・新撰萬葉集序・古今和歌集序・新撰和歌序・和歌體十種・和歌十體(道済十体)] |
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歌論書用例歌 |
[新編国歌大観]に所載されている歌論書の中で、新編国歌大観の【解題】と併せて用例歌を載せる |
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2014年9月現在 [歌経標式(全28首)・倭歌作式(全8首)・和歌式(全18首)・石見女式(全7首)・和歌體十種(全50首)・和歌十體(全20首)・俊頼髄脳(全442首)・袖中抄(1080首)] |
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諸本と注釈書 その他の歌集 |
諸本・近代までの諸注は『新全集』、他は『新編国歌大観』『私家集大成』より |
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諸本 [桂本・金砂子切・嘉暦伝承本・藍紙本・元暦校本・金沢本・天治本・伝壬生隆祐筆本・尼崎本・伝冷泉為頼筆本・春日本・類聚古集・古葉類聚鈔・紀州本・神宮文庫本・細井本・西本願寺本・陽明本・金沢文庫本・大矢本・近衛本・京都大学本・寛永版本・校本万葉集・新校万葉集・定本万葉集・万葉集本文篇] |
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注釈書[万葉集註釈(仙覚抄)・万葉拾穂抄・万葉代匠記・万葉童蒙抄・万葉考・万葉集略解・万葉集古義・]以上近世までと、近代現代の諸注一覧 |
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[古注釈書補記(代匠記、略解、源氏物語古注釈書四種、古今和歌集古注釈書十二種)] |
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柿本人麻呂歌集 [諸本] |
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〔新編国歌大観第三巻1 人丸集[書陵部蔵五〇六・八]〕301首 |
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〔私家集大成第一巻2 人麿T 柿本人丸集[書陵部蔵「歌仙集」五一一・二]〕241首 |
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〔私家集大成第一巻3 人麿U 柿本集[書陵部蔵五〇一・四七]〕644首 |
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〔私家集大成第一巻4 人麿V 柿本人麿集[冷泉家時雨亭叢書『素寂本私家集西山本私家集』]〕766首 |
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〔私家集大成第一巻新編増補 人麿W 人丸集[冷泉家時雨亭叢書『詞林采葉抄人丸集』]〕296首 |
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猿丸大夫歌集 [諸本] |
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〔新編国歌大観第三巻4 猿丸集[書陵部蔵五一〇・一二]〕52首 |
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〔私家集大成第一巻9 猿丸T 猿丸集[冷泉家時雨亭叢書『資経本私家集一』]〕52首 |
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〔私家集大成第一巻10 猿丸U 猿丸大夫集[書陵部蔵五〇一・六八]〕52首 |
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万葉歌絡みの、その他の「歌集」2014年8月現在 |
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[三十六人集(三十六人撰150首・家持集318首・赤人集354首・小町集116首・重之集323首)・素性集65首・興風集74首・私家興風集74首・躬恒集482首] |
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[夜の目覚(物語)75首・悦目抄112首・八雲御抄219首・二条院讃岐集98首・金玉和歌集78首・深窓秘抄101首・秋萩集48首・和歌深秘抄21首・月詣和歌集1076首・相模集597首・秋篠月清集(良経)1611首・季経集107首・為家千首998首・範永集190首・明日香井和歌集1672首・金葉和歌集(二度本717首・三奏本650首)・六条修理大夫集368首・
綺語抄747首・秘蔵抄180首・奥儀抄645首・五代集歌枕1890首・好忠集587首・殷富門院大輔集305首・時代不同歌合300首・新時代不同歌合300首・為信集163首・一条摂政御集(藤原伊尹)194首] |
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[新編国歌大観『解題』] 2014年8月現在 |
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[万葉集・玉葉和歌集・夫木和歌抄・歌枕名寄・新拾遺和歌集・古今和歌六帖・後撰和歌集・雲葉和歌集・和歌童蒙抄・新千載和歌集・拾遺和歌集・続後拾遺和歌集・和漢朗詠集・夜の目覚・定家八代抄・古今和歌集・風雅和歌集・玉葉和歌集・新古今和歌集・続古今和歌集・万代和歌集・三草集・嘉元百首・伏見院御集・後拾遺和歌集・春夢草(肖柏)・うけらがはな・鈴屋歌集・為忠家初度百首・後度百首] |
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万葉の時代の雑学 |
古代文学の常識−万葉の時代− 出典:「國文學」學燈社1997年7月号第42巻8号 |
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万葉集の伝本 |
万葉集の伝本にはどんなものがあるか |
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万葉集の注釈書 |
契沖「万葉代匠記」から現代まで |
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校本万葉集 |
校本万葉集はどのように用いるか |
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万葉集の成立 |
万葉集の成立はどのように考えられているか |
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字余りとは |
字余りとはなにか |
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五七調と七五調 |
五七調と七五調の違いはなにか |
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人麻呂歌集の略体歌と非略体歌 |
人麻呂歌集の略体歌と非略体歌とはなにか |
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寄物陳思・正述心緒とはなにか |
万葉集巻十一、十二に見られる分類名目 |
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枕詞とは |
枕詞の成り立ち 「枕詞辞典」へリンク予定 |
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音喩とは |
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旋頭歌とは |
旋頭歌とはどのような歌か |
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雑歌とは |
万葉集の三大部立の一つ |
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挽歌の成立 |
挽歌はどのように成立したか |
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旅の歌の展開 |
旅の歌はどのように展開したか |
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東歌とは |
巻十四に収められた短歌二百三十余首の総称 |
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女歌とは |
女歌とはどのような歌か |
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代作とは |
代作とはどのような行為か |
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宮廷歌人とは |
宮廷歌人とはどのような存在か |
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万葉歌と平安歌のつながり |
万葉歌と平安歌はどのようにつながるか |
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和歌への批評意識 |
和歌への批評意識はどのように生じたか |
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七夕歌と七夕詩の関係 |
万葉集七夕歌研究は中国七夕詩との比較 |
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中国文学の知識 |
中国文学の知識はどこまで必要か |
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懐風藻の成立 |
懐風藻の成立はどのように考えられているか |